低空頭スライド工法 ー低コストと工期短縮の両立を叶えるー

特長
・空頭制限4.4mまで対応
・掘削径φ1,000~1,500mm
・最大掘削深度 約45m(地質による)
・特許第4747193号(低空頭型掘削装置)
概要
オールケーシング工法にスライド式アームを採用することによって、上空制限のある場所でも基礎工事を可能にしました。大型機械では施工が難しかった橋梁や架線下工事に最適です。

こんなお悩みありませんか?

お悩み① 橋梁の桁下、架線下など上空制限がある場所で杭打ちしたい・・・
従来工法では空頭制限があって施工が難しかった橋梁の桁下、架線下などにも機械を搬入して基礎工事が可能です。

お悩み② 道路や鉄道の往来を止めずに杭打ちしたい・・・
交通の往来を妨げないように代替橋の建設や夜間工事を強いられていた幹線道や鉄道橋梁でも施工が可能です。基礎工事にかかる負担を軽減します。

お悩み③ なるべく工期短縮、コスト低減して杭打ちしたい・・・
これまで必要だった無駄を削減することによって、工事期間の短縮とコスト低減が両立できます。

 この工法で解決できる工事例

建物内の基礎工事

建物内の基礎工事

従来工法では壁の一部を取り壊さなければならなかった建物内部の施工も、機械を搬入できるサイズさえあれば施工可能です。

橋梁・橋桁下の基礎工事

橋梁・橋桁下の基礎工事

桁下に機械を入れることができるので、代替橋を建設することなく施工が可能です。大幅なコスト低減と工期短縮につながります。

鉄道沿線の基礎工事

鉄道沿線の基礎工事

線路にクレーンブームがかかる作業は夜間しかできませんでしたが、当工法はクレーンを使用しないため昼間の作業が可能です。

高圧電線下の基礎工事

高圧電線下の基礎工事

移設ができない高圧電線、市中の光ケーブルの下にも機械が入ります。従来の工法では不可能だった施工も可能になりました。

 施工フロー

 ①掘削

ケーシングと呼ばれる鋼管を回転させながら地中に押し込み、スライド式アームで土を掘り出します。

 ②ケーシングジョイント

ケーシングを連続的に回転・圧入させながら次のケーシングを接続させて所定の深度まで掘りすすめます。

 ③鉄筋籠建て込み

掘削後、たまった土砂を処理し、鉄筋かごを挿入します。

④コンクリート打設

生コンクリートを打設した後、ケーシングを引き抜いて杭を形成します。